VTR250、ブレンボキャリパー用キャリパーサポート製作

VTR250にブレンボのフロント用40mmピッチキャリパーとリア用84mmピッチキャリパーを使用するための前後キャリパーサポートを製作しました。


キャリパーは前後ともビレットの少々お高いタイプをチョイスです。
キャリパーサポートは平らな板に穴が4個開いているパターンでしたら比較的簡単に採寸や加工が出来るのですけど、前後とも大きくオフセットしなければいけない形状にしないといけませんので、しっかりと寸法を計測していないと、仮組みした時に問題が明るみに出て、気絶していしまうくらいのダメージをくらってしまいますので、きちんと時間をかけて行わないといけません。
フロントはボルト穴の4点の間隔とキャリパーがブレーキディスクの真ん中にポジショニングするようにオフセット方向の採寸が必要になります。


フロントよりも更に大変なのがリアのキャリパーサポートでして、キャリパーの位置を合わせるのは当たり前で、キャリパーの回り止めがスイングアーム側にありますので、その回り止めの位置にキャリパーサポートのストッパーを設置しないといけません。
更にはスピードセンサーもキャリパーサポート内に取り付ける必要がありますので、かなり複雑な設計になってしまいます。


フロントのキャリパーはできるだけフロントフォークに近づけた方がカッコいいので、こちらのようにギリギリにオーバーラップを残しながら強度を確保した位置関係にしてあります。


フロントフォークのアウターチューブ、ホイール、ブレーキディスクインナーがブラックですので、サポートもブラックにしています。
作ったパーツが目立ちすぎずカッコ良くがテーマですね。


そして、リアは組付けるとこのようになりました。 当然ですけど、苦労したスイングアームとのストッパー部分は外側からは見えなくなってしまいましたね。
ノーマルではスイングアームの上側に着いていましたスピードセンサーは下側に移設しています。


と、このように問題なく完成したように見えますけど、この数日前に仮組して、しっかりと気絶してしまいました(泣)
私が採寸して、簡単な図面をおざおざに渡したのですけど、そこで大事なことがきちんと伝わっておらず、スピードセンサーが取り付かないという事件が起こってしまいまして、せっかく時間をかけて作図をしてプログラムをして製作したのに、使えないただのアルミの塊になることになりました(大泣)
尚、只今、超多忙につきまして、ワンオフの製作物やカスタム、修理の作業をお受けすることが難しくなっており、やむを得ずご依頼をお断りする事態になっていまして、多くの皆様に大変ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
業務を拡張する気もなく、人員を増やす気もないものでして、たったの2人で機械加工から一般整備までしていますので、自らが満足できる環境で作業に従事したく、ご不便を強いてしまいますこと、どうかお許しくださいませ。
どうぞ宜しくお願い致します。

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