最近すんなり終わったためしがないような
クランクシャフトとコンロッドとピストンごと違う車種に(と言ってもかなり兄弟な車種ですが)移植するはずだったのですが…
シリンダスリーブを製作して、打ち替えて、ボーリングして、エンジンを組み始めたまでは良かったのに…
ピストンとシリンダヘッドがちょっと当たってるし
今日もびっくりなのです。
世のカスタム屋さんてみんな毎日びっくりしているのかな? うちだけ???
という状況になり、まずはピストンとヘッドの隙間がどんなことになっているかを調べてみました。
上の写真はピストンの頭に粘土を貼り付けてヘッドを仮組みしてクランクを回してつぶれ具合を確認するところです。
それだけだと実際に何ミリくらいの隙間か判断しにくかったので、念のためにハンダをつぶして計測したところです。
さすがにこのままでは組めないのでヘッド側を削って逃がすことにしました。
ピストンの外径がかなり違うので無理があったみたいです。(確認不足です)
仕方なく下の写真のように加工してみました
まだこのあとちゃんと仕上げまで磨いたので実際はこれよりきれいにはなったのですが…
なんだか形が美しくないような気がしますが、仕方ないような複雑な気持ちです。
本来、2個いち的なことがあまり好きではないのにやってしまった。
やっぱり昔からのオーソドックスな仕様の方が無難に結果が出るものですよね。