GPZ900RとCBR1000RRのセッティング
本日はGPZ900RのFCRのセッティングとCBR1000RRのパワーコマンダのセッティングでダイノマシンを回しまくっていました。
排気ガスでらりりまくりです。
Ninjaの方はまずエンジンの始動性が悪い、燃費が良くない、低中速からのトルクがないという症状を改善しないといけなかったのですが、マフラーが原因なのかトルクの谷はなかなか消えず、かなり苦労しました。
スロージェットとジェットニードルをあれこれ変更してなんとか乗れるようにはなったのですが、パワーとトルク不足はどうしようもなく、これでハイカムなんて組んでしまうとまったく坂を登らなくなってしまいそうな感じです。
排気量を上げればいろいろ改善されると思うのですが…
続いてCBR1000RR
さすがにゼロマップでも気になるような谷などはなかったのですけど、アフターファイヤーがひどくマフラーから炎が勢い良く出ていました。
パワーカーブを気にしながらマップを変更すると、一番パワーが出たあたりではアフターファーヤーのおさまりました。
作業的にはキャブに比べて一回一回のセッティングの変更作業時間ははるかに早くできてしまいます。
ただキャブレターだと、メインジェット、スロージェット、ジェットニードルのストレート径、テーパー角、切りあがり、段数、エアスクリュー、パイロットスクリューあたりがセッティング領域なのですが、(ウッドストックではマフラー改造もセッティングパーツかも) インジェクションでは各アクセル開度に各回転数ごとの組み合わせでセッティングを変えることができ、しかもレース用のECUに至ってはその組み合わせごとの点火時期を変更することができます。(その他にもいろいろ変更できる機能がついています)
なので、キャブを分解する手間がかからなくていい反面、できることがたくさんあって逆に時間が必要になってきます。(自分が不慣れなだけかな?)
上の画像はそのCBR1000RR用に製作したフロントディスクプレートです。
アウターディスクはレース用のブレンボの6mm厚のものを使っていますが、インナーはウッドストックにて製作しています。
シャンパンゴールドにアルマイトしてあり、とてもかっこよい仕上がりになっています。
下の画像はZ用に製作した320mmの鋳鉄のアウターディスクにブラックアルマイトされたインナーディスクでとても良い感じです。
キャリパーブラケットもブラックにアルマイトしてあり全体的に渋めで引き締まって見えてかっこいいですね。
このへんの部品たちも色合いをコーディネイトすると、同じ部品を使っていてもずいぶん雰囲気が変わっていい感じになりますよ。