整備してます
ハンドルをきるとカクッと止まる部分があるのでステアリングステムのベアリングを交換しました。
取り外してみると写真のようにボールベアリングのボールが当たるところが凹んでいます。
(右のレースが割れているのは、シャフトから外すときに一撃を与えたら割れただけです)
受けている側のレースは更にひどく凹んでいました。(下の画像)
ホイールのベアリングなどのようにくるくる回転していてくれれば一部分だけが当たりがきつくなることもないのでしょうが、ステムは少しの角度しか回転しないし、車体の前後方向が特に過重がかかりやすいので、より部品が傷みやすいのですね。
ただし、このベアリングを交換するにはフロント周りを全て分解しないといけないので工賃もそれなりにかかりますが…
が、非常に大事な部品なのでたまには換えてあげましょう。
あと、今日はラジエターのクーラントを換えたのですが、これがまたとても腐敗しており、クーラントとは思えないような色をしていました。
ウッドストックの場合だと重整備をする機会が多いので、なかなか分解するような場所ではないところでも不具合を発見するケースは多々あるのですが、一般的な消耗品(オイル、タイヤ、ブレーキパッドなど)を交換しているだけでは、かなり症状がひどくなるまで不具合を発見できないので、ある程度のサイクルを決めて消耗品を交換するようにした方がいいとおもいます。
特に車検のない車両などはどんな状態で乗っているのか、より把握できにくいので怖いですよね。
カブなんかはドライブチェーンにカバーが付いていて中が見えないから、たまにおっちゃんが音がするから見てくれと持って来られると、それはそれはすごいことになています。(チェーンがスプロケットから外れないのが不思議なくらい)
たまにはバイク屋さんに診てもらってね、という営業でした。