フロントブレーキディスクスペーサ製作
DUCATIのSPORT1000のカスタム
オーリンズの倒立フォーク(GSX-R1000K5用)とブレンボ108mmピッチラジアルキャリパーの組み合わせでノーマルディスクを使用します。
先日も紹介したのですが、ディスク板を数ミリ外にオフセットしなければいけなくなり、いつもより複雑なスペーサを製作することに…
どんな風に複雑かというとご覧のとうり、
ホイールの形状の出っ張りを避けた形状にしないといけません。
ディスクの内径を加工してもよかったのですが、またノーマルホイールに戻すかもしれませんし、内径からボルト穴までのクリアランスが少なかったので、やむをえずこのような形になりました。
アップで見るとこんな感じです。
普通のスペーサだと旋盤だけでできるのですけど、こんな形状だし、マシニングで加工するしかなく、またしてもやってはいけないワンオフ加工です。
これですね、出来たものを見てしまうと、なんだこれだけか? という声が聞こえてきそうですが、寸法を取って、形状を想像して、図面を描いて加工するのはなかなか大変かもですよ。
しかーし、ディスクを組んでしまうと…
またまたほとんど見えません
いつも苦労して作っても見えなくなりますよね。
見えないところまでこだわっているのだー、といつも威張っていますが、やはりたまには見てもらいたいものですね。