ラジアルキャリパーフィッティング
横からボルト留めするキャリパーの場合はブレーキディスクの位置関係はそのままでも、キャリパーブラケットを作ったり、横方向を調整するためのスペーサカラーを作る程度でフィッティングは完了していたのですが、いま時のラジアルマウントのキャリパーはやっかいで、キャリパーの取り付けボルトは当然ですがラジアル方向にネジが切っており、左右方向には動きようのない形をしております。
横方向の移動にはディスク側に細工(ディスクスペーサを作って外に出す。又は、ホイールを削って内側に入れる。 ディスクインナーを製作して好きなオフセットにする。)をするしかない訳で…
前回のブログではディスクスペーサを製作しておりましたね。
そして、ブレーキディスク径の変化に対しては、下の画像のようにアクスルブラケット(写真の旧型オーリンズの場合はキャリパーブラケットですが)とキャリパーの間にスペーサを作らないといけません。
ディスク径に合わせるのはキャリパーブラケットを作り変えないでいいので比較的簡単ですね。
DUCATIのSPORT1000ですが、オーリンズのGSX-R1000用をチョイスしたためにフロントフェンダーとフロントフォークを繋ぐためのフェンダーブラケットも作りました。
なかなかスマートなブラケットに仕上がって、オーリンズのFフォークの雰囲気を損なわないように出来たでしょ?
後ろ側の丸パイプ部分はノーマルのフェンダーに付いているブラケットで、それは使用しています。
このSPORT1000はスポークホイールからブラックのマルケジーニに変更して非常に足元が引き締まってカッコよくなりました。