GSX-R1000のエンジン
GSX-R1000K7のシリンダヘッド
燃焼室は表面積のほとんどがバルブという今時の高出力エンジンの形状です。
綺麗にポート研磨をしてあるのでインテーク側はまったく汚れていませんでした。
EX側はそれなりにカーボンが付いて黒くなっていますが。
IN側のバルブのひとつが割れており、破片がピストンと燃焼室に挟まれていました。
さすがにワンシーズン一度も交換なしでレースで使うとバルブがやられてしまいますね。
今回オーバーホールしていなかったらシリンダヘッドやシリンダがバルブの破片でぐちゃぐちゃになっていたかもしれません。
不幸中の幸いとおもわないといけませんね。
バルブのわりにピストンはキレイなものでした。
っていうか、ピストンヘッドが真っ黒でしたが、ライダーちゃんと回して走ってないのか?
だからタイムが出ないのではないでしょうか?
やたらと燃費がいいみたいだし…
まああれだけの距離を走ってこの程度で済んで良かったです。
12月のレースに間に合うように組まないといけません。