今日はいろんな作業
GSX-R600のエンジンパーツがやっとそろいましたので、バルブのシートカットをしました。(パーツそろうまでにやっとけよっていう話ですが、準備が整ってから一気にというタイプなのであしからずです)
レーサーなのでなるべく外当たりを心がけてゴリゴリとダイヤモンドの粉末がちりばめられたカッターで力仕事です。
ただしST600クラスはポート研磨ができないので、バルブを外当たりにしても、どの程度の効果があるかはわかりませんが、やらないよりはいいかなと?
なので、カッターは45°と60°(内側用)しか使いません。
欠品していたクランクメタルも入荷したので、木曜から(水曜はお休みです)エンジン組みましょう。
こちらは車検で入庫しているZR-7ですが、リアサスをOHをするのに、リアサスを取り外してしまうとバイクが動かなくなると不便なので、サスの代わりに使っているただの棒です。
何個も穴を開けていろんな車種に対応できるようにしてあります。
下の画像は元々使っていたのが左の方(19インチ)で、今回は右の方(18インチ)に組み変えてという依頼だったのですが…
ディスクも4穴どうしなので、同じ取り付け寸法だろうと思っていたのですけど…
ディスクの取り付く部分の幅やホイールベアリング部の寸法も違うということで、なんで?
ということになっております。
下の画像のように各部の寸法を取りながら図を描いて比較をしてはみたものの…
右側のホイールにディスクを取り付けるとディスク間の幅が広くなりすぎてフォークの間にはいることすらできませんでした。
ホイールカラーやスピードメーターギアボックスの加工程度ですんなり交換できると思っていたので、細かく採寸していたのに残念です。
ここまで時間かけても、オーナー様にもうこのホイール使わないって言われたら、この時間は無駄に終わってしまうのですよね。 カスタム屋は辛い…