ウッドストック工場
昨日はまたまたウッドストック工場にておざおざと深夜まで作業でした。
ブログを更新しなくちゃなーっと思ったときはもう深夜3時をまわっており、さすがに断念してしまいました。
このところ工作機械での仕事が多々重なっており、なかなか手作業でコツコツする仕事がはかどっていませんでしたので、店を午後からお休みして工場で作業することに…
自分はスイングアームの加工をするためにわざわざ山奥の工場にきたわけなのに、ここぞとばかりにおざおざから、“旋盤でトップブリッジを固定するボルトを作ってくれ”との御支持が…
工場ではおざおざの方が上司なので、渋々旋盤回しました。
久々のネジ切りもなんとかクリア
この旋盤はウッドストックを始めて少ししてから導入したので、もう16,7年は経ち、もうかなりくたびれてはいますが、まだまだよく働いてくれています。
くたびれて出来たクセを考慮に入れて加工しないと精度が出ません。
6角の部分はマシニングを使って綺麗に仕上げです。
さすがにコンピューター制御はすごい
せっかく、慎重に旋盤で面取りまでしておざおざに渡したのに、マシニングでさらに綺麗に完成してしまいました。
自分の旋盤の作業時間が結構かかったので(だって同じものを何個も作ったのですから)、“今度からネジ切りまで全部マシニングで作ろ” って言われてしまいました。
ちぇっ
自分が旋盤で悪戦苦闘しているとき、おざおざは2台のマシニングを段取りよく動かして、
下のステアリングステムを加工したり、
パソコン画面のステップのパーツを加工したりと大活躍でした。
これはYZF-R6のステッププレートです。
下の画像は加工を待っているアルミの材料の数々です。
早くしないと材料ばっかりたまってきますが、こなせるのでしょうか?
自分はというとスイングアームのピボットに入るカラーを作ったり、
スイングアームにくっ付いている不要部分をサンダーで削り取ったりと、相変わらずアナログな地味な仕事をしておりました。
カスタム屋さんてオートバイ雑誌で見ると華やかなのですが、実際の仕事は地味ですよ。
日々、切削油のミストや金属の粉やオイルにまみれて実に体に悪そうなことばかりしていますが、物を創造できることが楽しくてやめられないのかなと思います。