スイングアーム加工
GSX-R1000K9、L0のレーサーのスイングアームの加工です。
リアサスが入っている空間のところに大きな穴が開いており、剛性アップのためにガゼットを切り出して溶接しました。
補強後はこんな感じです。
いつもサスや車体の姿勢の重要度ばかりを語っておりますが、セットアップを進めるにあたり、スイングアームの剛性のバランスも大事になりまして、ノーマルの鋳物特有のもろい硬さ(変に硬すぎ)や剛性不足が、マシンを前に進めることに対して問題になることが多く、改造したり、Assyで作り替えたりと、現在のハイグリップのスリックタイヤに見合うスイングアームと出会えるように工夫しないといけません。
このような加工は、その第一歩なのでしょうが、少しは効果が出ればいいのですね。
こちらはGSX-R1000K9、L0用のバックステップです。
まだプロトタイプなので、色や形はバラバラですけど、近日中にはキット設定する予定になっています。
最近のスーパースポーツモデルはエンジンの全長をコンパクトにするために、トランスミッションが前後配置ではなく、上下配置になっているものが多く、下の画像のように、シフトロッドが上向きに付いている車種が多くなってきましたね。
R1、CBR1000に続いてGSX-Rもです。 10Rは来年モデルでそうなるのかな?