トレーニングって
今日は水曜日でウッドストックはお休みでしたので、カスタムバイクネタはなしでございます。
いつもライダーにはマシンを振り回せるだけの体力を作りなさいと言っていますが…
言うだけですと説得力がないので、自宅にて筋トレに励んでいます。
とは言っても、仕事から帰宅するのがいつも遅いのでそれなりにしかできませんけどね。
しかし持病の腰痛が辛いなりよ~
全日本の後半戦に出場予定の選手がいますけど、懸垂選手権(ウッドストックでたまに開催されています)で僕に負けたら参戦できないようにしようかな?
前回の開催では見事に自分が勝ちましたので、また返り討ちにしてレースに出場できないようにしてやろうとたくらんでいます。
だって、レーシングライダーがメカニックに負けたら困りますものね~
自分の持論として、レーシングスピードでの遠心力やマシンのパワーや重量などの力よりも強い体力があれば、転倒の心配がゼロになりますよね。
現実的には不可能な話ですが、前回も申し上げたように、レースは立派なスポーツですから、体力は余るくらいあった方がいいと思いますので頑張ってもらいたいです。
ウッドストックでスーパーバイクに乗っていた法雲選手が先日言っていたのですが、彼は今もスパ直入やオートポリスでカワサキの柳川選手と一緒にインストラクターをしていまして、柳川選手のボディービルダーのような体を見て驚いていました。
サーキット以外では、自己管理をして凄いトレーニングをしているからこそ、転倒のリスクを減らす、タイムを上げる、上がったタイムを維持できる体力を作り上げているのはさすがだなあと思わせられました。
バイクに乗っかるだけならアクセル開けたり、ブレーキ握ったり、シフトしたり、程度の小さな力で、取り敢えず前には進んでくれますけどね。
マシンを振り回せないと、とてもじゃないと良いタイムは出せるようにはなりません。
そもそもトップチームとはマシンに大きな差があるわけでして、
お金もなく、時間もなく、政治力(オートバイメーカーやタイヤメーカーとの関係かな?)もなければ、知恵(自分次第でどうにでもなります)と体力(これもどうにかなりますね)しか頼るところがないので…
プライベーターが彼らのブログで“トレーニング”したとかよく書いてありますが、ちょっとランニングしたり、自転車でサイクリングしたり、プールで泳いだだけで、トレーニングと呼ぶのはいかがなものでしょうか。 仕事のストレス解消の息抜き程度だったらちょっと違うと思いますので。
厳しい言い方でごめんなさい。
でも、上記のもう現役を退いた法雲くん(全日本でまだファクトリーが参戦していた時期に最高位が7位になったこともあるトッププライベーターで、現役中はレースのためにボクシングジムでトレーニングしていました)が今更ながらに、柳川選手を見て、あれくらいの体力がないと1000ccのハイパワーマシンには乗れないんですね、と言っているくらいなので、説得力がありますよね。