一般整備も多いウッドストック
この数カ月大変多くの車検整備をご用命していただいております。
車種はまったく問わずです。
旧車から最新のオートバイまで、いろいろな車種のお客様が来てくれています。
やっぱり車検時くらいはしっかりバイクの細かいところを見てあげないと、不具合が発見できませんよね。
そうとは言え、車検の際にエンジンの中身までは見ることはできませんし、完璧な検査ができるわけではありませんけど、一番重要な(これが壊れると危険な部分)ブレーキ、駆動系、などはしっかりチェックしないといけないと思います。
実際に預かったマシンのブレーキパッドが外から見ると残量があるように見えたのに、分解して見ると偏摩耗していたとか、キャリパーのピストンが錆びたり、ダストが固着して動きが悪くなったり、シールを傷つけてオイルがにじんでいたりとか、普段使用していると気がつかないことが多々発見されます。
このまま2年使うとどれだけ危険だったのだろうと心配になるような車両が多く見受けられますので、たまには大事なオートバイはしっかりチェックすることをお勧めします。
このオーリンズのリアサスはスプリングレートの変更、プリロードの量を変えるための、パーツ交換をするために車体から外したもの。
分解してみるとプリロードアジャスターが少ししか動かなくなっています。
本体の中身は大丈夫なのかと心配になりますよね。
下の画像は部品の製作依頼で持ち込んでいただいた足回りパーツです。
このように車体から分解されてパーツで入庫することもあります。
今回はフロントとリアのキャリパーサポートの製作、フロントフェンダーステーなどです。
相変わらず単品加工も多数やっています。 工作機械の一台はワンオフ専用のようになっていますので、ワンオフにしては、わりと早い時間で作業ができますので、何なりと申しつけてくださいませ。(できないこともありますが…)