単品加工
GPZ400Fにワイセコの615ccのピストンキット…
ワイセコのヘッドガスケットがちょっぴり信頼性に欠けることから、550cc用のヘッドガスケットが使用できないかとお客様からオーダーがあり…
そんなこと言われてもピストンのボア径が違うので、ガスケット自体を加工しないといけません。
でもですね、ヘッドガスケットの表面のコーティングを傷つけることなく内径を拡大加工するのはかなり難しいのではないかと二の足を踏んでおりました。
ボルト穴周辺だけは押さえられると思い下の画像のように冶具に固定して加工してみたところ、なんとかうまい具合に出来てしまいました。
さすがおざおざ、たまには頼りになるじゃん。
しかし、この工作機械、大量に同じ形のもを作らないと意味がないのに、こんなことしてていいのですかね?
こちらはフロントスプロケットの加工
社外品のロックワッシャがかからないので、スプロケットを旋盤で加工しました。
これでナットの緩みの解消になればいいですね。
こんな細かい作業ができるのも、自社に機械がある強みですね。