ポート研磨
よく耳にするポート研磨という作業や燃焼室研磨という作業、レースの世界やカスタムの世界では当たり前の加工ですけど、いったいどのくらい有効なのでしょうね?
先日の鈴鹿8耐の時に、しっかりポート加工をしてあるエンジンと少々手抜きをしたエンジンがありました。
ライダーはやはり手のかかったエンジンの方がトルクもあり速いという評価でした。
最近のレースベース車はスタンダードの状態でも、それなりに綺麗な形をしており、バリ取り程度でいいのではないかというくらいではありますが、細かいところまで手をかけてあげると、やっぱり違いがでるものだと実感しました。
下の画像は加工途中のヘッド
出力向上の割合にしては大変時間がかかるのが辛い作業ですよね。
ただ、最初から綺麗なポートでも、さらに手をかけると良くなるのだから、古いオートバイで大排気量なのに親指も通らないようなポートだったら効果はとても出るはずです。
明日もウッドストックでは旧車のポート加工しなくてはいけません。
一日中やっていると右手と腰が…
頑張ります。