ZZR1100CとXR1200の試乗
昨日と今日は本当に寒かったですね~
さすがにウッドストックの前の国道2号線もあまりオートバイが走っていませんでした。
でも、寒さに負けずにいつも恒例の試乗はしないといけませんので、防寒して走っていますよ。
下の2枚の写真は“Gsense”の舟橋さん風味なショットにしてみました(舟橋さん見てるかな~)
ZZR1100のC型
今回いろんな作業をさせていただきましたので、そのチェックのために試乗してみました。
手押しにてサスをおおまかに調整してから、まずは喜久川が乗ってみたのですが(写真は僕ですけど)、結局はウッドストックに帰ってきてあーだこーだとサスを調整して、また寒いのに試乗。
何度か調整を繰り返して納得のいく状態に…
最終的に僕も乗ってみたところ、すごく乗りやすくなっているわけでして、楽しかったので少々遠回りしたりして…
すごく素直なハンドリングになっており、このまったりしたZZRが好きになってしまった試乗でした。
しかし、オーナー様に気に入ってもらえないと意味がないことですので少し心配ではありますけど。
お次はXR1200です(ハーレーでも何でもやってますよ)
これからの作業としては、フロントフォークを交換して、そのフォークに合わせてステムを製作するという内容。
現状ハンドリングを把握してからでないと、どんな数字でフォークの長さやフォークオフセットを設定すればよいのかわかりませんので今の状態で乗ってみることにしました。
今度はまず自分が乗ってみてフィーリングを伝えて次に喜久川が試乗してみましたところ、二人とも似たようなフィーリングだったようなので、今後の傾向と対策は立てやすそうです。
でもこれ、一番気になるのはニーグリップする位置にタンクがなくてホールドしにくいこと。
ステップやハンドルのポジションも大事ですけど、やっぱりオートバイを操作するのにニーグリップって大事だと思います。
急なんちゃらはダメだとか、ニーグリップは大事だとか、一番最初に教習所で習うことはすっと大事な基本なんだなーと改めて確認しました。
あとはハンドリングにとってジオメトリーやサス本体の動きは当然重要ですけど、エンジンのフィーリングが非常に左右することも良く考えないといけません。
先程のZZR1100はノーマルのキャブレターで非常にまったりしており、合わせてまったりしたサスの動きと連動して、どこかに気を使う部分がなく楽に乗れたのに対して、このXRはインジェクションのツキが良すぎるうえにサスが入る前に突き上げる感じがして、アクセルを開ける時に神経質になってしまうという感じでした。
このように試乗をしておくと、後々お客様からのコメントが理解しやすく、その後の対策を考えやすいので、なるべく乗るようにしているウッドストックでした。