大作とS1000RRがウッドストックに…
2011年の世界耐久チャンピオンの酒井大作選手がBMW S1000RRをウッドストックに持ってきました。
2003年にチームグリーンのライダーに抜擢されてからのお付き合いで、その2003年のレースの時はいつも隣のピットやテントで一緒にレースをしていた仲間です。
ヨシムラに移籍してからは現場で話す程度だったのですけど、今シーズンは心機一転、自らのチームを立ち上げてBMW S000RRをストックに近いマシンでJSBを戦うという、エネルギーに溢れたライダーです。
先日の鈴鹿2&4でも限りなくストックに近いマシンで2分10秒台というとんでもないタイムをたたき出して周囲を驚かせてくれましたね。
とはいえ、いくらベースマシンやライダーが良くても、しっかりしたセットアップや環境が出来ていないと10秒は出るものではなく、“Team Motorrad 39” チームのメカニックをはじめとしたスタッフが頑張っている証明ではないでしょうか?
でも何でこの車両がウッドストックに…
カスタムに決まってますよねー…
鈴鹿8耐には更にかっこいいマシンにするべくウッドストックでパーツを製作することになりました。
最新のスーパースポーツで日本を代表するレーシングライダーの後ろにザッパー(Z650)があるのが何でも屋のウッドストックらしいでしょ?
たまたま納車で遭遇したお客様に快くサインをする大作!
でもハーレーダビッドソンのブルゾンにサイン?
大作がいるといつも周りが楽しくなる気のいい好青年ですね。
舟橋さんのF800Rに続き、このS1000RR、BMWのオートバイはとてもよくできており、実際に街で目にする機会も増えてきたように思います。 海外のメーカーがしっかり開発してしっかりお金をかけているオートバイを作っているのに対して、もともとオートバイでは世界を席巻していた日本のメーカーはもっと実際にオートバイに乗っているひとの立場に立って開発していかないと、ハーレーやドカティ、BMWにもっと市場を持っていかれてしまうと心配してしまいます。
だってここは日本でしょ? そして世界に冠たる4メーカーが国内にあって、日本の道路から国内メーカーのオートバイが減っていくのは理に合わなすぎると思うのです。
なんて愚痴っている場合ではなく、このS1000RRやらウッドストックのZX-10Rも走れるように組み立てないといけないので忙しくなりそうですね。