外車屋ウッドストック
今日はCBR600のクランクケースを組み付けです。
これを組んでいる最中に自分のお師匠様と電話でエンジンの組付けトルクのことなどを話しましたが、相変わらず尊敬に値する内容で良いお勉強になります。
結局、トルクが何キロでも、エンジンが壊れずに良く回って、パワーが出ればいいわけでして、経験豊富な職人さんにとっては、マニュアルはあまり関係ないんですよね。
レースの世界でもそうなのですけど、メーカーからのデータやパーツの供給がないと何もできない、不安になる、なんていう人々が多くて、自分で考えて創造する能力が高い人があまりいないような気がします。 みんなと同じようにしないと不安な人が多いもんね。
だってレースなんて、何か自分で考えたアイデアを試してみて、結果がどうなるかを実際に走行して確認できるから面白いわけでして、人が考えたことや試し終わったことをリピートしても何も楽しくないし、もともと考え出した人に勝てるわけないはずだと思います。
だからウッドストックとしてやるからには、いろんなアイデアを投入できる状況下でレース活動ができればしたいと思っています。
で、このエンジン、シートカットが終わって、ヘッドは完成しているので、あとはクランクケースとヘッドを合体させたら出来上がりです。
昨日と今日とで、ドカティ、ハーレー、ハーレー、ビューエルが立て続けに入庫してきて、一気に外車屋さんみたいになってしまいました。