レース用パーツとしてのウッドストック
今シーズン全日本ロードレース選手権で使用するウッドストック製のステップです。
RS-ITOH&ASIAチームでJSBクラス・東村選手、J-GP2・井筒選手、ST600クラス・井筒選手、岩崎選手、高橋選手が使用してくれます。
昨シーズンはJ-GP2クラスで渡辺選手がチャンピオンを獲得してくれましたので、チャンピオンステップですねー。(なんじゃそりゃ? 無理やりこじつけちゃいました~)
下の画像は井筒選手が使っているスペシャル仕様です。
えらそうにスペシャルなんて言いましたけど、ステップバーを内側に追い込むためにベースプレートをオフセットタイプにしてあるだけで、基本的には販売しているものと同じものです。
ウッドストックチームの柚木選手も同じ仕様のものを使っていて地元の岡山国際では好成績を残しましたね。 やっぱりステップがいいからなのかしら???
なんて、またまた無理やりこじつけておりますけど、いいものですのでみなさん使ってくださいね~!
とにかくウッドストックでは自分とおざおざがいて、自社にマシニングセンタが完備しています。 採寸~製作まで、ほとんどの過程を手の届く範囲内でしていますので、細かい仕様変更などがスピーディーに進みます。
現状の微妙な不具合に対し、すぐに寸法を変更して作り変えることができますので、レースのように環境の変化に対応するために、各パーツの仕様変更が必要な場合にはウッドストックのような小回りのきく小さなワークショップが使い勝手がよく諜報(スパイしてどうすんねん?)重宝するのだと思います。
こちらはJ-GP2で井筒選手が使うフォークオフセットを細かく変更できるステアリングステムのオフセットブロックです。
左が0mm、右が1mmオフセットのブロックでして、この他に2mmのものもありますので、1mm、2mmのブロックを反転して使うと合計5種類のフォークオフセットの変更が可能になります。
2年連続のチャンピオンマシンの一部分をウッドストックの手の入ったパーツが構成されていると嬉しいですね。 期待しております。
こちらは村リンのZX-10R
狭いウッドストック店内では邪魔になるので、いつも青空ピットで整備していて可哀そうな全日本ライダーです。
今年は走り方を変えるべく、ライダー養成セッティングに変更中です。
養成セッティング??? 何それですよね?
単に柔らかいサスで丁寧に走る練習をするだけなんだけど(急ブレーキ、急加速は危ないからやめましょうということです)丁寧な運転がどこまで速さにつながるか楽しみです。