鈴鹿2&4
久しぶりに行ってきました、鈴鹿サーキット。
全日本の初戦の鈴鹿2&4です。
いつもレースなんてって言っているくせに、今回は木曜日の搬入から真面目にした理由がふたつありまして…
一つ目は、あの村リンがシーズンオフに真面目に鈴鹿に通って練習していたこと…
よくテストというようなかっちょいい表現をしている人がいますけど、完全に練習でありまして、鈴鹿で2分14~15秒あたりでしたら、まだまだマシンのセッティングよりはライディングを磨いた方がタイムアップにつながるはずですので、ほとんどセッティングには付き合っていませんでした。
もちろん基準となるマシンの状態は基本に忠実にノーマルに近いものでなければいけませんけど、今のZX-10Rはノーマルに17インチタイヤでも12秒くらいはいけるくらいのポテンシャルはあると思います。
もうひとつの理由は平湯さんが一緒にメカとして仕事をしてくれることでした。
チームグリーンのメカとして活躍し始めてからの付き合いなので、もう17年くらいになるでしょうか?
その後、モリワキエンジニアリング、トリックスターとエリート街道まっしぐらのいやらしいくらい、いや、羨ましいくらいのキャリアを積んだメカニックです。
付き合いとはいっても、なにせ雲の上の存在ですので、
チームグリーン=エリート、貴族、スター VS ウッドストック=雑草、虫、菌
くらいの差があるのに、こちらが勝手にライバル視して戦っていたものです。
正攻法では勝てるわけもなく、しかし、なんとしても勝ちたいから、そのうち ウッドストック=飛び道具、 という図式になっていったような感じでしょうか?
だってこちらの方が勝っていたのは、自由にパーツが作れたり、加工ができたりすることくらいでしたので。
ほんとにいろんなことをやりました。 とても公にはできませんけど…
その時の絶対勝つというモチベーションがいろんなことができるようになった源になったのかもしれませんね?
それでもこれまで勝ったことがなく、ほんとに憎たらしい存在No1のメカニックです。
でもその生物がどんな動きをするのか生態を見るにはまたとないチャンスですので、仲の良い振りをして一緒に鈴鹿までやってきました。
そして、双方同じだったこと、ノーマルを基本として、ライダーのポテンシャルを引き出す。
未熟なライダーであれば、セッティング以前に鈴鹿の走り方を徹底させる。
結果、今回のセッティングは前後の高さの微調整くらいしかしていません。
このあたりの進め方は自分とまったく同じでした。 ちょっと自信がついたかも?
そして、ふたりの大きな違いは太さ細さですかね?
平湯さん、現在は福岡県大野城市に K's MOTO というオートバイショップを主宰されております。 レース、ストリートを問わず、なんでも相談にのってくれると思いますので、九州のライダーの皆さんGo!です。
Z TECHNICA 様、いつも村リンのパーソナルスポンサードありがとうございます。
口数の少ない村上ですけど、いつも感謝しております。
そうそう、肝心の結果ですけど、予選22位、決勝22位と見事にポイントゲットできませんでした。
運を持ってない3人が集まっったらやっぱり結果も持ってませんでんでしたね。
しかし、しかしです。 今回の村リンは自分が今まで見た中で一番頑張りました。
これが平湯効果だったらちょっぴりジェラシーですけど…
ライディングに関してはまだまだ過ぎますけど、ずいぶんと気持ちが強くなったように見えました。
もうひとつ階段を上がると11秒くらいは見えるはずなのですけど、ずっとコースの真ん中を走っているようでは(クリップに付いてない)程遠い数字ですね~
K'sMOTO平湯さん、西嶋選手と今月終わりの世界耐久ボルドール24時間に海外チームのメカとして参戦します(この動きもエリートっぽくて嫉妬するわー)
日本代表として頑張ってきてくださーい。
フランスでは食べ過ぎ注意しなさいよ。 飛行機追加料金取られますよ。