Ninja H2トップブリッジ製作 Vol,2

引き続きNinja H2のトップブリッジ製作です。

作り直したメインスイッチのステーが出来ました。

最初は普通の円柱状のカラーを2個でメインスイッチをクランプしていました。

組んでみるとさすがに、なんだかな違うなという感じでしたので、きちんと一体構造でトップブリッジの形状に合わせて図面を描きました。

機能的にはどちらでもよいのでしょうけど、見た目もとても大事ですので、ひと手間を惜しまずカッコよさをい追及です。

このように単体で見てみるとしっかりと見えるステーだけど、車体に組んでメインスイッチを装着するとほとんど視界には入らないのかもしれません。 それでもちらっと見える部分がエロい曲線を帯びているのがよろしいのかと、こんな感じにしてみました。



こちらは四苦八苦しながらCADで図面を描いたあとに加工のプログラムしている様子です。

これが量産のためならば、かかった膨大な時間を数で割ってコストが少なくてすむわけです。 しかし、単品の生産になると加工前段階の時間がそのままひとつのパーツに乗し掛かってしまいますので、どうしてもワンオフのパーツというのはとってもコストがかかるのです。

こちらは実際に機械で加工しているところ。

このように裏側からの加工が終わるとひっくり返して治具に固定して次の加工工程に移行していきます。

3Dの斜め部分にボスが立っているような形状を一体で作ろうとすると下の画像のように細い刃物が何度も何度も走りながら丸い出っ張りになるように削ります。

↓↓↓


裏と表の加工が完了すると、今度はフロントフォークをクランプする割りの切り込みを加工したり、ネジ切りをしたりと工程はまだまだ続きます。


また今回のようにおざおざがウッドストック工場での作業の模様を忘れずに写真を撮ってくれましたらご紹介したいと思っています(いつもお願いしてても撮影を忘れて困るのですよ~)

毎日夜中まで頑張っているから仕方ないですね~



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