GSX1100S刀リアキャリパーサポート
GSX1100S刀のリアキャリパーサポートのワンオフ製作
ブレンボ2Pキャリパーからニッシン2Pキャリパーへの変更のためのキャリパーサポートの製作でして、せっかくフロントをニッシンの削り出しのキャリパーにしましたので、どうせならリアもニッシンで統一したいですよね、ということになりました。 フロントはすんなり交換できたのに、リアは取付けピッチも取付けオフセットもまったく違いましたので、いつもどうり採寸から始まっての単品製作となりました。
↑↑↑ この方向から見るとそんなに大変そうな形には見えないですね…
↑↑↑ この方向から見るとどうでしょうか? 結構分厚い材料からあっち削ったり、こっち削ったりしてて大変そうでしょ?
加工の前にキャリパーの位置、サポートの周りどめの位置などを測定して、各パーツが機能するように、この形状に決めることが一番で、一番時間がかかります。
そして、仮組みして問題がないかを確認してから、ブラックにアルマイト処理をして完成となりました。
サポートにキャリパーをくっつけるとこんな感じです。 ブラックとシャンパンカラーがカッコいいですね~
キャリパーの2ピースを合わせているM10のボルトは上の画像のようにスチール製でしたので、
ステンレスのキャップボルトをさらに表面を綺麗に旋盤で加工してから組み換えました。
各パーツの色の使い方は大事ですね。 この車両はブラック、レッド、シルバーのバランスがよく取れていてハデ過ぎず地味過ぎずとてもセンスの良いマシンに仕上がっているように思います。