Z1000LTDカスタム?修理?

随分とブログの更新をさぼっていました~ すみませんです。

あまりの多忙さで毎日夜中まで仕事をする日々が続いていまして、自分もおざおざもかなり旧型になってきたこともあり、このまま過酷な状態のままだと近いうちに身体が壊れてしまうのでは? という恐怖にかられて、何とか体制を変えなければ現状を克服することはできそうにないと、それではどうしましょうということで、始業を早くして、早く帰宅できるようにしようと決めたものの、結果をしては早く始めても終わる時間は同じになってしまい、早く始めた時間分だけ逆に長くなっちゃったじゃんか~ という本末転倒なウッドストックなのであります。 トホホですね~

久しぶりの更新でも何も変わらず旧車の不調ネタです。

FCRキャブレターの取付け、セッティング、点火系の変更で入庫してきましたZ1000LTD。

交換も完了したし、あとはセッティングするぞ~ と思い、エンジンを始動してシフトアップしていくと…

ガチャガチャ、ガタガタ、 ん? ん? 今の何?

1速、2速、3速は普通で、4速に入れると、ガッ、ガッ、ガッ、と変な振動の後にギアが抜けたり繋がったりを繰り返してしまい加速できない状態です。

トランスミッションのトラブルに間違いなく、その経緯をオーナー様に報告してた結果…

エンジンを降ろしてクランクケースを割って確認することになりました。

2日前にも他のZ1000MK2のエンジンを降ろしてフレーム単体になるまで全部のパーツをバラバラにしたばかりですので、店内をエンジン数機とフレーム、パーツで満載になりました。

オイルパンを取り外して覗いてみただけで、痛々しいギアと痛々しいシフトフォークが見えてしまいました。

ギアのドグはほぼすべてが丸く摩耗していて4速だけではなく、どのギアが抜けてもおかしくないくらいの疲労度でした。

メインシャフトの3速ギアがシフトフォークと強く干渉して焼けているのがおわかりでしょうか?

こちらがシフトフォーク。 擦り減って、焼けて、厚みが薄くなっていますね。

ピントが合っていませんけど、真ん中に置いてあるシフトフォークもかなり摩耗していました。

最近はいろんな問題を抱えた旧車が多数ウッドストックにやってきています。 問題の内容は様々でして、よくある症状のものから、初めて出っくわすような珍しい壊れ方をしているものまでありまして、毎日毎日、濃い経験をさせてもらっています。 当ブログでご紹介しているものはそのほんの一部ですので、実際にはその何倍もの難問を日々解決するべく奔走しています。 またおもしろいネタがありましたらご紹介しますのでお楽しみになさってくださいね。



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