Ninja H2セッティング

Ninja H2でテイスト オブ ツクバに参戦するGarage414の光元選手が再度書換えたECUと足回りのセットアップで岡山国際サーキットに再再テストに…

最初のフルパワー仕様ではあまりにも扱いにくいパワーだということで、中低速のトルクの出方を抑えた仕様に書換えたマップでの走行でしたが、この仕様では少しばかりやりすぎた感があり、低速を落としすぎたがためにトルクの立ち上がりが逆に唐突に感じてしまいリアサスを良い速度で抑えることが難しいという厳しいインプレになりました。

すぐに翌日、筑波サーキットにテストに向かうということで、大急ぎでさらなるマップを作って、これまでの良いところ悪いところを踏まえた仕様に書換えて、なんとか1年振りの筑波で有意義なテストができるようにと、サスペンション共々セッティングを変更して対応しました。 Ninja H2というかなり特殊なマシンで、彼のような能力のあるライダーがサーキットで思いっきり全開で走ってもらい、マシンの現状を伝えてもらえる環境はなかなか手に入るものではありませんので、メカニック冥利に尽きる、ありがたいことだと感謝しながら作業させていただいています。 ほんとこれだけ真面目なデータの収集方法はなかなか得られないですよ。

 

で、筑波はどうだったのでしょうね??? 

続きはライダーに詳しくインタビューしてからお伝えしたいと思います。

 

というようなデジタルな現代っぽい作業している一方で…

超アナログなオートバイをバラバラに分解して、ペイントに出す準備をしたり、メンテナンスしたりと大忙しです。 

この日は一気に4セットのフロントフォークを分解して綺麗に洗浄しました。 こちらはアウターチューブのペイントのついでのOHだったり、中身の仕様変更のためのOHだったり、事故で破損したパーツの交換、修正を含めたOHだったり、インナーチューブのチタンコーティング前提のOHだったりと、その内容は様々です。 店内にはフレームだけになったマシンや前後ジャッキアップされたマシンがたくさんあり、オートバイのシーズンが終盤になってきちゃったのかな? というような装いになってきたような感じです。 重整備は寒くて乗らない時期にウッドストックでいかがでしょうか? でへっ!

 



この記事を気に入って頂けたらいいね!フォローをお願いします

  • facebookfacebook
  • TwitterTwitter
  • LINELINE
  • B!B!

Related article関連記事をご覧になりたい方はタグをクリックしてください。

Related Products関連商品

関連商品はありません。