配線加工
Z1のメーターステーをワンオフで製作するにあたり、シフトインジケータを追加してほしいというご依頼。 ついでにニュートラルランプとターンシグナルランプも見えにくいから、それも別のランプを用意してメータステーに埋め込むことになりました。
ギボシで接続していけば簡単でいいのだけど、やっぱり見た目もメンテナンス性もよろしくないので、真面目にカプラを使って配線を作りました。 ターンシグナルランプを追加したことで両方のウインカーがついてしまうので、ダイオードを購入して逆流しないように。
このような出来上がって外装を付けてしまうとどんな仕事をしたのかはわからなくなる部分だけど、取りかかると完成までには数時間を要していました。 何の仕事もそうですけど、時間をかけるだけ良いものが出来るわけでして、ウッドストックの場合は何でもやりすぎるのがいけない癖になっており、時間は余計にかかりますが、それでも完成品は良いものになりますので、どこらへんでよしとするのかが経営上の大問題になってしまっています(泣)
こちらは別のZのメインハーネスの交換作業。 ハーネス交換だけだからすぐにできちゃうぞ、と外装を取るとびっくり仰天。 配線がいろいろと大改造されてて、しかもカプラではなくかなりの点数が大量の丸ギボシでくっついている~ どうしましょう? と悩むような状況でした… やっぱり綺麗にしておかないとウッドストックらしくないよねーと、テスターを駆使しながらハーネス交換ではなく、半分配線を作る?というような作業になりました。
ヘッドライトの中もすっきり、フューエルタンクの下はもっとすっきりと、何かトラブルがあっても解決しやすい状態にリフレッシュしました。
テスターとこのようなものを使って地道な作業をしています。
地道な作業といえば、CRキャブレターのファンネルのネット。 なかなか良いものがなく、しかも削り出しのファンネルではなくケイヒンの純正のファンネルを使いたいということで、お客様が持っていたネットを使って、なんとかかんとか装着に成功しました。 もともと使っていたのが出力が半減するくらい吸入できないネット&スポンジでしたので、せっかくOHしたエンジンパワーをスポイルすることなくネットが付いたので良かったです。 ネットを固定しているラバー(いろいろと探しまくって見つけました)もガソリンに強いものなのでしばらくは安心して使えそうですね。