CB1300SFステム製作

2016年10月29日

CB1300SFのステアリングステムのワンオフ製作

サーキットとストリートの両方で使用しているCB1300SF、オーリンズの倒立フロントフォークを採用するにあたりステムを作りました。

レースでも使いますのでセッティングの幅が出るようにフォークオフセットを可変できるシステムにしてあります。　トップブリッジは大きな上下のオフセット形状になっており、この方がフォークの長さを稼げるのでセッティングに対しては有効な方法ですね。

今回はセパレートハンドルを使いますけど、ツーリング仕様ではバーハンドルが使えるようにハンドルクランプを取り付けるためのホールも開けています。

表側から見るととても重そうですけど、裏側はしっかりと肉抜き加工をしており、かなり軽量に仕上がっています。

トップブリッジの裏の加工も表の形状に合わせて３Dで加工していますので、ずいぶん時間を要しますけど、見えないところもしっかりとこだわってやっています。

ステムシャフトもアルミでワンオフ。　こちらはハードアルマイトの表面処理です。

ステムシャフトもアルミで中空にしていますので、本当に軽い仕上がりになりました。

トップナットもワンオフでの製作です。　こちらはオーナー様の要望でレッドのアルマイトでしっかりと主張しました。　このCB1300SFはもう何年も前から各部を赤で配色していますので、カープとは無関係と思われます。

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