エンジンオーバーホール

エンジンのメンテナンスです。

フレームから降ろしたエンジンを3台一気に分解しました。 スイッチが入って勢いで分解したのはいいのだけれど、なんといっても狭い店内、どうやって収納しましょうか? という状態になっちゃいました。

勢いで分解とはいえ、そこは細かくチェックしながらの分解でして、「あーっ、こんなところが壊れてるどうしよう?」 だったり、「走行距離のわりには予想に反して状態が良かった」 というようなことを観察しながら、分解、洗浄してから、中古のまま使用するパーツと新品に交換するパーツの判別をして、きちんとした見積りを作ることになります。

上記の右側は距離のわりにはダメージの少なかったZRX1200のクランクシャフトとトランスミッション。 左側はコンロッドのメタルが流れてしまっていたCBR400Fの痛々しいクランクシャフトとコンロッドです。 やっぱりあの異音はメタルの音だったのだなと再確認することができました。 

3台分のバルブの数々。 手前のゼファー750のバルブの傘にはこれでもかというくらいのカーボンが堆積しており、こちらも分解して良かったなという印象でした。

一番奥がZRX1200で真ん中がCBR400F。 排気量でこんなにバルブの大きさが違います。 このパーツを見ただけでもその走りの違いが想像できますね。 比較的大排気量車が多いウッドストックですので、こんな小さいバルブのシートカットをするのは久しぶりです。

と、その前にこの大量のパーツの洗浄が待ち構えていますぞ。 頑張ります。



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