オーリンズ倒立フォーク用キャリパーブラケット製作
オーリンズの汎用倒立フォーク用のラジアルキャリパーブラケットの製作
CB1300SFのレーサー&カスタム車両に装着します。
この大きな部品の削り出し、それはそれは大きな材料からの加工になります。
しかも縦、横、表、裏といろんな方向から加工しないといけませんので、固定するための治具の製作まで含めますととてもとても時間がかかります。 これをたったのひとつだけしか作らないのですから、なんとももったいないことなのであります。 これを元に量産するのであればこのような初期の費用は生産する数で割っていくのでだんだんと割安になっていくのですけど、ひとつで終わりとなると… CB1300オーナーのS君の負担はとんでもないことに… 請求するのが楽しみでなりません(笑)
各パーツを組み付けるとこのような感じになりました。
出来上がって目にしてしまえば、もっとこうした方がよかったとかいろいろと意見が出るのですけど、この空間に何もないところから出来上がりを想像して、採寸から設計していくのは物凄く大変な作業なのです。
フォークに合わせてブラックにアルマイトしたらもっとカッコよくなりそうですね。
こちらはブラックにアルマイトを施してもっとカッコよくなったMVアグスタ ブルターレ。
先日のブログを書きながらバイザーの角度が立ちすぎていけてないなーということに気付きましたので、早速、修正しました。 高さ、角度ともばっちりですね。
トップブリッジのシルバーを製作したブラケットのシルバーで少し落ち着きのなかったメーター周りもブラックになってグッと雰囲気が良くなりました。
改造しましたー、という感じが出るといやらしいので、なるべく車体の邪魔にならないように、最初からこんなマシンがあったのかと思えるようにしたつもりですけど、いかがでしょうか? 悪くはないですよね?
高さ、長さ、角度などなど、やっぱりバランスって大切ですねー。