ゼファー1100用ワンオフハンドルクランプ完成編
前回の当ブログにて自ら値打ちを上げようとして、一品物は大変だー、大変だーと、言っていましたハンドルクランプが表面処理も完了して帰ってきました。
削りの加工も手間をかけましたが、その後の処理もひと手間かけました。
なにせ今回のお題が見本のような出来栄えでということでしたので、加工のままアルマイトをかけただけではちょっと古くさい雰囲気がでそうもなかったので、同じような表面のザラツキになるようにショットを打ってもらってから、あまりツヤが出過ぎないようにアルマイト処理をしてもらいました。
↑こーんな感じの途中経過だったものが、 ↓こーんな感じになってくれてひと安心です。
さすがに見本と一緒に並べてみると、全然違うじゃんか? と突っ込みが入りそうですけど、まったくそのまんまだと逆に芸がないので、少しはビレットの良いところも取り入れつつ、もっともっと時間をかけて作図をすれば形状的には見本に近づくのですけど、手間とコストのバランスの良いであろうところでこのような完成形になりました。
ワンオフのイメージを消去していかないと経営がなりたたなくなるのに、ついつい出来たものを褒めてほしくて見せてしまう ⇒ また興味を持った人が増えてしまう ⇒ 言えば何でもやってくれるお人よしだと誤解される ⇒ またワンオフの依頼が入る ⇒ もうこれで最後にしようと心に決める ⇒ やり始めるとついつい喜んでほしくなって頑張ってしまう ⇒ せっかく頑張ったのだから褒めてほしくてまたしてもみんなに見せてしまう ⇒ 頼めばなんでもやってしまうドMだと誤解されてしまう ⇒ またワンオフの依頼が入る ⇒ ダメだ、どうしても負のスパイラルから抜け出せない… そのうち破たんするでしょう… おしまい。