Ninja1000エンジンOH完了
Ninja1000のエンジンのオーバーホール完了です。
コンロッド、コンロッドボルト、ナット、ピストン、ピストンピン、サークリップ、ピストンリングの重量を測定して、4気筒の重量合わせをしてから組付けしています。 これがどれほどの効果があるのかは微妙なところではありますけど、やらないよりはやった方がいいに決まっている作業なので、やはりひと手間かけてやっております。
クランクケースにクランクシャフト、コンロッド、トランスミッションなどを組む際に写真を撮り忘れてたよー、ということに気付いたので、遅まきながらこんな状態でパシャリ(なんでピストンが組んであるのにエンジンが逆さなのでしょうね?…)
そして、分解前にはかなりきつくなっていたバルブクリアランス(4番の右側のバルブはほぼゼロでした。)は規定値で調整して組付け完了。
いろんな電気物やガード物が付いていたので、悩みながらもエンジンの搭載も完了しました。
こちらは以前から使っていただいているウッドステップです。
実際に乗ってみるとても下半身の操作がしやすくて乗りやすい好印象です。 やはり、ハンドル、ステップ、シートなどのポジション系パーツは重要度が高いですねー?
もちろんオーバーホールしたエンジンはしっかりと調整が取れているのがよくわかるくらい、細やかでスムースな回転している感じが伝わってきます。
長期入院していましたNinja1000、またこれで当分の間、日本中を走ってくれることでしょう。