ビモータdb1
ビモータのdb1様が入庫してきました。
オートバイ以外の趣味でお知り合いになって、しかも北海道の絶対に観光客が来るわけがないような人けのないヒグマの超生息地である超山奥で奇跡的にばったり出会ったというお方のマシン。
このような完成車はこれ以上改修するところなんてないのではと思うわけですが、ちょこっとメンテナンスとパーツ製作のご依頼です。
その昔には触ったことはありましたけど、ものすごーく久しぶりでしたので、カウルを取り外すだけでもドキドキです。
巨大な外装はふたりがかりで作業しないと上手に取れませんでした。
独特なフレームがあのような素敵なハンドリングの源になっているのでしょうね。
ステップは一部改修することになり、db1にウッドストックのテイストが少しでも加わることに喜びを感じます。
こちらは関係ないですが、ウッドストックでは珍しい量産している途中経過の材料です。
たくさん量産しないと商売にはならないのはわかってはいるけど、いろいろ同じになるのは楽しくないもんなー
もともとカスタムマシンとはそういうもので、吊るしのパーツの組み合わせが違うだけだと、色が違うだけで人と同じになっちゃうから、やっぱり25年以上前のボルトオンパーツなんてなかったころのカスタムはカッコ良かったなーって思いますね~
レース用のマシンもそうですね。 今のレーサーはカラーリング以外はみんな同じで見てもあまり面白くないですよね。
昔は各チームやコンストラクター、メカニックの思い思いのアイデアが形になっていて楽しいマシンがたくさんありましたね。
と、いうようなことを思わせてくれるのが独創的なマシン造りのビモータです。 こんなの造れたら楽しそうだわー。