レース用ステップ開発
お預かりしておりますRC213V-S用に製作していますウッドストックライディングステップ用に開発しているステップバーの図面をおざおざが描いてくれました。 今年はこれらの造りに基ずいて、全日本選手権、8耐でも使ってもらい性能を進化させていこうと思っています。
ですが、せっかく描いた図面なのに、くぼりんに却下されてやり直しになりましたので、これらの図面は使いませんが…
先日のブログでもご紹介した、ウッドストックに来てくださいました…
あっ、間違えた~ こんな可愛い人はウッドストックには来ませんね???
こちらの方々ですね~
RS-ITOHの伊藤監督、渡辺一樹選手からもこれまでの仕様でのインプレッションを伺い、良いところ、直すべきところを考察して、今回かなり手間をかけたスペシャルなステップを作ることになりました。 渡辺選手は昨シーズンはチームの事情を覆してまでウッドストックステップをご指名してくれたのですけど、今シーズンは移籍チームの関係でウッドステップを使えないのが残念です…(泣)
参考になっているのはRC213Vのステップです。 これはコストのことは考える必要はないのかな、と思えるくらい手が込んでいて本当に良くできています。 ですが、伊藤さんや渡辺選手にアドバイスを聞いてみると、これでもやはり改良の余地があるわけですので、走行中のステップバーへの荷重の方向などを考慮して、図面を描き直し、試作を作ってみようと思っております。
もちろん、べダルなどの他のパーツも開発しています。
これ1本で数万円のステップキットが買える金額のステップバー。 作るからには多少は売らないといけないので、ここまでは凝ることはできないかもしれないとは思うのですけど、何分、負けず嫌いの性分が災いして最後にはコストのことなど考えなくなってしまうので、最終的にはどんなデザインになるのか楽しみなような恐いような…
このマシンに出会ってから、アイデアが煮詰まったら車体の細部を見せていただき、参考にさせてもらっています。
ステップだけではなく、すべてにおいて勉強になるスペシャルなマシンです。 こうやって目の前で見て触れる環境をいただけていることがありがたすぎですね。