岡山国際サーキット(ZX-10R、GSX-R1000R)

村リンのZX-10Rとテイクアップの田村選手のGSX-R1000Rのテストのメカで久しぶりの岡山国際サーキット。

2台担当するだけでも頭がこんがらがるのに、車種が違うと更に小さな脳みそなので、知恵熱が出そうな予感。

と、緊張していたものの、同じピットには仲良しの朝比奈さんや喜田さんたちもご一緒で和やかな雰囲気。

村リンもタケちゃんもいつも自分でマシン作りや整備をしているので、基本的な仕事はお話相手とただ見守っているだけよいというご依頼。

と思っていたら、村りーん…  思いこみで、基本を逸脱したとんでもない仕様になっていて、「何やっているんだよ~、フロントフォークスプリング変えるぞ~、車高はどうなっているんだ~」 と、まあいつものことなので、また同じことから出発かよー、という感じ(泣)

それに引き換え、しっかりと作り込まれており、本当に相談相手で問題なさそうな雰囲気のGSX-R。

こちらもいつもお世話になっているファクトリーヒロさん製作のトップブリッジはめちゃくちゃカッコ良くてしっかりと機能しそうな雰囲気が漂っています。 じろじろ見て参考にさせてもらいました。

このGSX-R1000Rにはウッドストックステップを使っていただいています。

このような場所で使用感などを聞けるのはとてもありがたいことですね。

こちらのZX-10Rにもウッドストックステップが装着されており、新型のステップバーに変わっていました。

雨でもしっかりと食いついてグリップしています。

レース用のステップがストリート用とポジションが違う場合がよくあります。 同じ体格のライダーが操作するのに何で? となるのですけど、上記の画像を見ていただくと、大きくノーマルと違うのが容量を多くしている燃料タンクの形状がライダー寄りに迫って来て、しかもお腹にあたる部分が高いですね。 ゆえにライダーが後ろ方向になってしまいます。 さらに柔らかくて沈んでしまうノーマルシートに対してレース用のシートカウルはFRPの上に薄いスポンジがくっ付けてあるだけですので沈みません。 ゆえにライダーが乗るとシート高が高くなります。 もちろんライダーによって体格やライディングフォームが違いますので、好みは千差万別となるわけです。

こちらのZX-10Rもタンクの形状がノーマルとはことなり、さらに村リン君は以前の負傷により、ひとりでマシンへの乗り降りができないくらい足の可動域が狭いので、彼なりにどうにか動けるポジションになっています。

このブログだけ見るとみんなウッドストックのステップ使ってるじゃんかー、もしかして良いのかも? というふうに見えますけど、身内に押し売りしてるだけですのでお間違いのないように。 ですけど、小回りが利く部分においてはいろんな状況に細かく対応できるので、レースをする方にとっては使い勝手の良い製品だと思います。

現代っぽいタケちゃんのフロント周りに対して…

村リンの方は、なんと2004年モデルのフロントフォーク。 14年も経過しているのに、いまだに現役で頑張ってくれています。

新しい機能もそこまでのライディング能力がなければ必要ないのかもしれないということでしょうか?

ということは村リンはそこまでの能力がないの? そうなんです。 そこの能力を上げていかないと現代のタイヤを使って曲るようにはなりませんので、今回のテストでもマシンのセッティングよりはライディングの練習に終始しました。

対して、新型のGSX-Rもいろいろな課題を抱えているようでして、これから様々なトライをしていかないと良いエンジン性能を生かしきれない様子でしたね。

上記のステップポジションでご紹介したシートカウルはFRPでしたが、朝比奈さんのGP2マシンは木の板でした… (@_@;)

しかもシートストッパーは段ボールを折りたたんでガムテープで引っ付けている…

このセンスが好きかも。 見た瞬間やられたー、負けたー、と思ってしまいました(泣)

もっとセンスを磨かないと朝比奈さんに追いつけない…

頑張らなきゃ。



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