Garage414/CB1300SFレーサー
CB1300SF-Garage414レーサーの製作
ほんとにほんとに長らく長らくお待たせしている作業です。
エンジンを取り囲んでいるフレームのメイン部分以外は全て取り払われ、新たにシートレールを取り付けるという加工をしています。
ステップの取り出し部もなくなってしまいました。
これいいなー、欲しいなー、という方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんので、行き当たりばったりではなく、同じものが作れるようにデータを取りながら製作、加工しています。
シートレールとメインフレームの接続部分にはスチールのプレートを溶接して取り付ける用のシートレールの取り出し部を作りました。
大事なシートのポジションですので、シート高を可変出来るようにしています。
こちらの鉄板で作っているシートレールはあくまでも治具として使うために暫定で作ったもの。
これから、この治具の寸法になるようにアルミで削り出してカッコいいシートレールを製作する予定になっています。
何もない空間に対して、創作物を組み立てていくのはかなり骨の折れる作業となり、それも再製作可能になるように設計するとなると、更に困難になってきます。 手間をかけて作ったマシンをGarage414の光元選手が走り倒してくれることを想像しながら作業するのはやりがいのある楽しい仕事ですね。
だったら早く仕事しろよ! と言われても仕方ないですけど、最初に設定することは本当に難しく、しかも、いい加減な仕事をすると乗り手が乗り手だけに、すっかりバレてしまいますので、きちんとした寸法、剛性になるように、よーく考えながら作業しています。
また削り出しのシートレールが出来ましたらご紹介しますね。