すごーく費用がかかっているカスタムマシンなのに、ライダーからはいつも見えているメーター周りだけが残念なGPZ900R。
長年の希望がようやっと形になるようなメーターステーをワンオフで製作しました。
スタック製のタコメーター、水温計、アクティブ製のスピード等のメーターをクランプするためのプレートを設計するにはそれほど大変ではないのですけど、車体とメーターステーの接続方法もカッコ良くしていないと台無しになりますので、今回も少々凝った造りで工業高校の先生のオーナー様も納得してもらうために、カウルステーに元からあったM6のネジ穴4個を利用して、メーターステー自体はM8のボルト2本で取付できるような台座もワンオフで作りました。
しかも、アクティブメーターが太陽光で視認しにくいということで、日除けのヒサシも付属してほしいというわがままにも対応しています。
取付ベース位置からかなり上方にメーターがポジショニングしないと視認性がよろしくないので、どうしても上下に長くないといけませんでしたので、このようなデザインになりましたが、メーターを取り付けてみたら、なんとなく何もない空間が出来てしまって、間延びしていけてないなーと思い、無理矢理 “Woodstock Racing” ロゴを加工して、ごまかしてみました。
こちらが車体に取り付けた状態です。
元のメーターは角度が寝過ぎていて見えにくかったですけど、今回はライダーから見えやすい角度で設定しています。
日除けも板を張り付けるだけでよかったのに、カッコいいインになるように、こちらもたったひとつだけのために図面を描いてしっかりとワンオフで加工しています。
配線も元のはかなり荒れ果てた状態でしたので、後々、トラブルが発生した時に対処しやすいように綺麗に引き直しました。
こちらは以前にトリプルメーターをワンオフ製作しましたGSX-R1100
組み合わせるメーターの形状の違いで随分と雰囲気が変わりますね。
このGSX-Rも上記のGPZ900Rとともに長ーい時間の整備を経て綺麗に復活しました~
この数年はウッドストックオリジナルパーツの製作をメインで作業しており、ワンオフ製作に時間をかけることが難しい状況が続いています。 気長にお待ちいただける方でないとお受けできませんので、どうぞご了承くださいませ。